この料理は何つ? 料理別「つ(SV)」早見表

カレーライスやラーメンのように、1皿で複数の区分にまたがる料理は「何つ」と数えればいいのか。公式の早見表100品を、料理名から引ける形にまとめました。

複合料理は「分けて」数える

カレーライスのように、ごはん・野菜・肉がひと皿に入った料理を複合料理と呼びます。 これを「主食1つ」のようにまとめて数えることはせず、区分ごとに分けて数えるのが 食事バランスガイドの考え方です。

カレーライス(1皿)= 主食2つ・副菜2つ・主菜2つ
ごはん約200gで主食2つ、野菜140〜150gで副菜2つ、肉約60gで主菜2つ。合わせて6つぶんになります。

分けて数えると、1皿でも足りない区分が残ることが見えてきます。カレーライスなら 牛乳・乳製品と果物はゼロなので、その日のどこかで補う必要がある、という具合です。

自分で分解するときの物差し

早見表に無い料理は、区分ごとの「1つ」の基準にあてはめると見当がつきます。

主食 1つ
主材料に由来する炭水化物 約40g
副菜 1つ
主材料の重量 約70g
主菜 1つ
主材料に由来するたんぱく質 約6g

基準の出典は農林水産省 「食事バランスガイド」の適量と料理区分 ↗ 。厳密に計るためのものではないので、ふだんは下の早見表で近い料理を探すほうが早く済みます。

数え方で迷いやすい3つのケース

同じ麺類でも、具の量で「つ」が変わる
早見表では、ラーメンは主食2つのみ(副菜・主菜はゼロ)。一方チャーシューメンは 主食2つ・副菜1つ・主菜1つです。同じ麺類でも、具が一皿ぶんに相当するかどうかで 区分が付いたり付かなかったりします。迷ったら、まず麺を主食として数え、 具は「小鉢1つぶんあるか」で判断すると見当がつきます。
いも類は「主食」ではなく「副菜」
じゃがいも・里芋は主食ではなく副菜に数えます。だから肉じゃがは 副菜3つ・主菜1つと、副菜がかなり多い料理です。ごはんの代わりにはならない 一方で、副菜が足りない日にはよく効きます。
グラタン・ドリアは「牛乳・乳製品」が入る
ホワイトソースとチーズのぶん、マカロニグラタンは主食1つ・牛乳・乳製品2つ、 ドリアは主食1つ・主菜1つ・牛乳・乳製品2つ。牛乳・乳製品は1日2つが目安なので、 この2品はそれだけで目安に届きます。牛乳やヨーグルトを飲んでいなくても、 料理から入っていることがあります。

料理別「つ(SV)」早見表

公式の早見表に載っている100品です。複合 が付いているものが、2つ以上の区分にまたがる複合料理です。数字の無い区分は「0つ」を意味します。

和食

ご飯・小
主食1
おにぎり
主食1
炊き込みご飯
主食1
いなりずし(小2個)
主食1
すし(にぎり)盛り合わせ 複合
主食2、主菜2
親子丼 複合
主食2、副菜1、主菜2
天丼 複合
主食2、主菜1
うな重 複合
主食2、主菜3
牛丼 複合
主食2、主菜2
かつ丼 複合
主食2、副菜1、主菜3
かけうどん
主食2
天ぷらうどん 複合
主食2、主菜1
ざるそば
主食2
焼きそば 複合
主食1、副菜2、主菜1
たこ焼き(6個) 複合
主食1、主菜1
お好み焼き 複合
主食1、副菜1、主菜3
きゅうりのもろみ添え
副菜1
きゅうりとワカメの酢の物
副菜1
ほうれん草のおひたし
副菜1
春菊のごま和え
副菜1
きんぴらごぼう
副菜1
小松菜の炒め煮
副菜1
ひじきの煮物
副菜1
野菜の煮しめ
副菜2
切り干し大根の煮物
副菜1
野菜炒め
副菜2
枝豆
副菜1
うずら豆の含め煮
副菜1
かぼちゃの煮物
副菜1
じゃがいものみそ汁
副菜1
里芋の煮物
副菜2
ふかし芋
副菜1
焼鳥2本
主菜2
豚肉のしょうが焼き
主菜3
肉じゃが 複合
副菜3、主菜1
すき焼き 複合
副菜2、主菜4
さしみ
主菜2
かつおのたたき
主菜3
干物
主菜2
鮭の塩焼き
主菜2
さんまの塩焼き
主菜2
煮魚
主菜2
おでん 複合
副菜3、主菜2
天ぷら盛り合わせ 複合
副菜1、主菜2
茶わん蒸し
主菜1
目玉焼き
主菜1
玉子焼き
主菜1
冷奴
主菜1
納豆
主菜1
がんもどきの煮物 複合
副菜1、主菜2

洋食

エビピラフ 複合
主食2、主菜1
チキンライス 複合
主食2、主菜1
オムライス 複合
主食2、主菜2
カレーライス 複合
主食2、副菜2、主菜2
ドリア 複合
主食1、主菜1、牛乳・乳製品2
マカロニグラタン 複合
主食1、牛乳・乳製品2
スパゲッティ(ナポリタン) 複合
主食2、副菜1
スパゲッティ(ミートソース) 複合
主食2、副菜1、主菜2
ロールパン(2個)
主食1
トースト(6枚切り)
主食1
ぶどうパン
主食1
調理パン
主食1
ピザトースト 複合
主食1、牛乳・乳製品2
クロワッサン(2個)
主食1
ミックスサンドイッチ 複合
主食1、副菜1、主菜1、牛乳・乳製品1
ハンバーガー 複合
主食1、主菜2
海藻とツナのサラダ
副菜1
ゆでブロッコリーのサラダ
副菜1
きのこのバター炒め
副菜1
ポテトフライ
副菜1
ポテトサラダ
副菜1
コロッケ
副菜2
野菜スープ
副菜1
コーンスープ
副菜1
ウィンナーのソテー
主菜1
メンチカツ
主菜2
トンカツ
主菜3
ビーフステーキ
主菜5
ハンバーグ 複合
副菜1、主菜3
ロールキャベツ 複合
副菜3、主菜1
クリームシチュー 複合
副菜3、主菜2、牛乳・乳製品1
鮭のムニエル
主菜3
魚のフライ
主菜2
オムレツ
主菜2

中華

チャーハン 複合
主食2、副菜1、主菜2
ビビンバ 複合
主食2、副菜2、主菜2
白がゆ
主食1
天津メン 複合
主食2、主菜2
ラーメン
主食2
チャーシューメン 複合
主食2、副菜1、主菜1
ほうれん草の中国風炒め物
副菜2
もやしにら炒め
副菜1
シューマイ(5個)
主菜2
ギョーザ(5個) 複合
副菜1、主菜2
春巻き(2本) 複合
副菜1、主菜1
酢豚 複合
副菜2、主菜3
鶏肉の唐揚げ
主菜3
あじの南蛮漬け
主菜2
八宝菜 複合
副菜1、主菜2
麻婆豆腐
主菜2

出典: 農林水産省 「食事バランスガイド つ(SV)早見表」(PDF)↗ (原典表記「出典:フードガイド検討会報告書」)。本サイトでは原典の表から エネルギー(kcal)の列を除き、区分と「つ」だけを抜き出して再構成しています。 同じ料理名でも、量や具の入り方で「つ」は変わります。あくまで目安としてお使いください。

料理例のページと数字が違う料理について :料理例は公式の「コマの拡大図」、この早見表は別の公式資料が出典です。早見表は 付け合わせを副菜として分けて数えるため、ハンバーグ(拡大図は主菜3つ、早見表は 副菜1つ+主菜3つ)やスパゲッティ(同 主食2つ、早見表は主食2つ+副菜1つ)のように差が出ます。 どちらも公式の値で、盛り付けの前提が違うだけです。付け合わせを別に数えているなら料理例、 1皿まるごとで数えるならこちらが合います。

果物がこの表に無いのはなぜ?

早見表は「料理」の一覧なので、そのまま食べる果物は載っていません。5区分のうち果物は 1日2つが目安で、みかん1個・りんご半分がそれぞれ1つにあたります。 献立を料理だけで組むと果物が丸ごと抜けやすいので、意識して足す区分です。 区分ごとの「1つ」の目安は料理例のページにまとめています。

数えたら、記録してみる

内訳がわかったら、ツールに「つ」で入力すると、その日の5区分の 過不足がそのまま色で出ます。カレーライスの日に何が足りないのか、記録してみると一目でわかります。 考え方の全体像は食事バランスガイドの解説をご覧ください。